2010年1月23日土曜日
昼下がり
行こう行こうと思いつつも、何かと用事が入り行けなかった。
スタジオの中に入ってみると、生徒が少ない。
多い時はどこにマットを敷こうか思い悩む程だが、今日はどこでもOKという感じだ。
どこでもOKだが、私は一番後ろにマットを敷く。
後ろの方が落ち着くのだ。
私は昼の方が調子がいい。
朝は酒が残っている事もあるし、早く起きるので多少睡眠不足がちだからだ。
いつもの様に、ゆっくりから始まり、序所にきついポーズになる。
久しぶりの割りには体が動いた。
1時間のレッスン、終わるとやはり気持ちいい。
帰り道、いつもの吉井川の河原に行く。
もう太陽はだいぶ傾いていた。
鴨共を探したがいない。
奴等、巣にでも帰ったのか。
昼間、我が公園に居座っているが、所詮寝場所ではない。
まあここはデイケアーのようなものだ。
しばらく暖かかったが、また寒波が来るらしい。
カンパだったら嬉しいのだけど。
2010年1月21日木曜日
2010年1月19日火曜日
Maybe
勿論SG (サッカーゴルフの略)をする為だ。
するとどうだろう。
鴨達が前は川から上がったすぐの芝生に陣取っていたのだが、私が上京している間に公園の真ん中以上に侵入して来ていた。
あまりの厚かましさに、私はサッカーボールを陣の上に蹴った。
鴨は一目散に飛び立ち、川の中に飛び込んだ。
飛び立った後を見ると鴨の緑色の糞が当たり一面に拡がっている。
そして蹴ったボールにも糞が付いている。
まさしく糞害だ。私は憤慨した。
発つ鳥跡を散らかしっぱなしである。
あいつらは祖先の美学をどう考えているのか。
Maybe they think nothing.
歌舞伎
実は私の娘は演劇集団「円」の団員で役者をしている。
「円」は浅草に拠点があり、娘も近くに住んでいる。
私も「円」の公演がある時は出来るだけ行くようにしている。
行く度に浅草をぶらぶら歩くので、細かい路地もわかるようになってきた。
浅草は本当に人情味のある下町で大好きだ。
今回上京するに当たって、芝居か落語、漫才なんでも良かったのだが、演芸場に入ってみたかった。
娘に聞くと歌舞伎をやっていると言うので行くことにした。
私はこう見えても歌舞伎には ・・・・・行った事がない。
前から是非一度観てみたいと思っていたので、ちょうど良かった。
中に入り券を買う。
私達の席は花道の側だった。
出し物は「正札附根草摺」と「元禄忠臣蔵」そして「忍夜恋曲者」の3本。
演者は勘太郎、亀次郎、愛之助、七之助、男女蔵だった。
本当に生で観るのは初めてだったので感激、観劇した。
役者の演技も素晴らしかったが、その化粧、衣装、そして舞台、色彩も凄いし、ダイナミックだ。
古典でありながら前衛的でもある。
七之助の女形も見応えがあった。
堪能させて貰った。
今回の上京、先生の慰労会、夏に「天魂」で演奏させて貰ったコズミック・ソウルの再訪、そして歌舞伎の観劇と充実したものとなった。
良かった。
2010年1月17日日曜日
恩師
40年に渡り研究 指導されてきた。
すべての学年に愛され慕われた先生だった。
いい慰労会だった。
私が大学の4年の卒論の時、仲間達は真剣に研究に取り組んでいた。
そんな中、先生は私に言ってくれた。
「〇〇君 君はどうせ化学の道に行く気は無いんだろう。もし音楽の方向に進みたいなら、今からでも その準備をしなさい。」
先生は実験の合間合間に音楽事務所に行く事を許してくれたのである。
有り難かった。
先生に背中を押されたものの、卒業後とんでもないが生活が待っていた。
まさしく食うや食わずの生活が続いた。
しかしいろいろあったにしても、こうして贅沢を言わねば、生きていけるようになった。
これからもまた先生と、一緒に盃を酌み交わしたいと思う。
2010年1月16日土曜日
上京
実は私が大学の時に、卒論の研究室でお世話になった先生が定年退職される事になり、そのお祝いと言うか慰労会に出席しようと思ったのである。
で何故眠いかであるが、昨夜は練習の後も酒を飲んで全く準備をしてなかった。
よく考えてみれば、約40年間の卒業生が、勿論すべてではなく一部だとしても大学に集まるわけだから、当然正装のが無難だろうと思ったのである。
しかしである、いつもだれだれラフな格好をしてる私としては正装はとてつもなく、大変なのである。
朝4時30分に起きる。
めったに履かない黒の革靴を取り出す。
傷もついているし。汚れてもいる。
寒いので、ストーブの前で靴墨を塗る。
スーツ ネクタイ カッターシャツを取り出す最近以前より太り気味なのでカッターの首周りが気になる。
サイズの比較的大きいので、ぎりぎりセーフ。
ここで昨晩風呂に入ってなかったので、入ろうと思ったら、よりによって水道管が凍ってお湯が出ない。
仕方なくストーブの前に帰り、裸になり載せてあったやかんのお湯で体を拭く。
上京中ずっと正装も嫌なのでだれだれラフ服とだれだれ靴を鞄に詰める。
車で岡山に出て、新幹線に乗ったという訳である。
今品川もうすぐ東京だ。
続きはまた後で。
2010年1月15日金曜日
農大の帰り
体育館でするのだが、寒い。
つま先がジンジンして来る。
しかし幸いにも太鼓は叩いていると温まって来るのでいい。
とりあえず基本練習を1時間する。
3月に現2年生が卒業がするのだが、この時に1年生だけで先輩の門出を祝し2曲叩く。
曲は「渓谷鼓」と「山河」であるが、1年生だけというのは初めてだし、式典の最後なので責任がかかる。
休憩の後、早速曲の練習に入る。
曲は一通りは頭に入っているのだが、随所で甘くなる。
まあまだ時間はあるので、なんとか間に合うとは思うが。
3時間ちょっとの練習の後、農大で作った苺2パックを戴く。
甘い香りがする。
帰り道、いつもよく行く大阪屋に入る。
2号線沿いのドライブインだ。
何故に大阪屋のかと毎回思う。
おそらくオーナーが大阪さんであるか、大阪生まれの方が流れ流れて岡山に来て、始めたかのどちらかだろう。
ここで私が食べる物は決まっている。
ホルモン定食だ。
ここはたれが兎に角旨い。
ホルモンもさることながら、玉ねぎ、きゃべつ炒めが一杯あるのが嬉しい。
オーダーして、雑誌を見ながら待っていると、隣のテーブルの人達の会話が聞こえてくる。
別に聞こうと思って聞いている訳ではないが、聞こえて来るのだから仕方ない。
どうも共通の知人が大金を手にしたらしい。
そして性格も変わったというのである。
おばさん曰く 「金は人を狂わすからねぇ・・・」 だった。
私も一度狂ってみたいと思った。