40年に渡り研究 指導されてきた。
すべての学年に愛され慕われた先生だった。
いい慰労会だった。
私が大学の4年の卒論の時、仲間達は真剣に研究に取り組んでいた。
そんな中、先生は私に言ってくれた。
「〇〇君 君はどうせ化学の道に行く気は無いんだろう。もし音楽の方向に進みたいなら、今からでも その準備をしなさい。」
先生は実験の合間合間に音楽事務所に行く事を許してくれたのである。
有り難かった。
先生に背中を押されたものの、卒業後とんでもないが生活が待っていた。
まさしく食うや食わずの生活が続いた。
しかしいろいろあったにしても、こうして贅沢を言わねば、生きていけるようになった。
これからもまた先生と、一緒に盃を酌み交わしたいと思う。
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