2012年11月29日木曜日

フィナーレ

丸ひと月間開かれてきた岡山芸術回廊もいよいよこの週末に幕を閉じようとしている。
それに伴い12月1日(土)pm5時よりフィナーレ「今、龍が世を清めるが為大空に飛び立つ」が岡山城中段で繰り広げられる。
この作品は特に東北の人達や自然また生きとし生けるものを放射能の脅威から守って戴くよう金龍白龍に祈りを捧げるというものだ。
出演者は
香月ダンスファミリー
宇宙神楽実行委員会
音楽は
beZen 鼓空  
蝦名宇摩    津軽三味線
赤田美由紀  シンセサイザー
ニコニコケイコ クリスタルボール
が担当します。
中段の大きな流木で作られた龍は岡部玄氏の作品です。
どうぞ祈りの場に参加して下さい。

2012年11月26日月曜日

昇龍「祈り」

先週の3連休中、私達は3回の臼杵先生のサヌカイトとの共演や岡山芸術回廊のフィナーレ「昇龍」のリハが岡山城であった。
臼杵先生との共演は今回2回目でもあるので私達的には楽しくさせて戴いた。
サヌカイトの心地よい高音と和太鼓の音が旭川、後楽園、岡山城に流れた。
「昇龍」のリハは我々音楽担当の者、ダンサー、役者、演出家、制作、舞台監督、音響、照明、スタッフと総勢40名以上の人が関わっているのだが、だんだん皆さんのフォーカスが合って来ている感じだ。
今週後2回合同練習があり、12月1日(土)の5時にいよいよ岡山城で本番を迎える。
どうぞ皆さん祈りの場に御参集下さい。

2012年11月21日水曜日

サヌカイト(石琴)との共演

いよいよ岡山芸術回廊も終盤に入って来ている。
今週23日(金)10時からと24日(土)の10時からと2時から、サヌカイト(石琴)の臼杵美智代さんと鼓空の和太鼓との共演がある。
臼杵さんは後楽園の東外苑、私達は旭川を挟んで対岸岡山城の下で行う。
昨年のプレイベントでも御一緒したから、大体の感じはわかっている。
難しい点は両者が70mぐらい離れているので時間差がある事だ。
こちらが太鼓の音を出して、それに反応してサヌカイトの音を返して貰うとだいたい1秒かかる。
これでどうして共演できるのか?
ところが私達には秘策がある。
それは来て戴いてのお楽しみにしておこう。
もし雨の場合は同時刻から城下地下街でする事になっている。
どうぞお出かけ下さい。

2012年11月15日木曜日

制作会議

芸術回廊のフィナーレ(昇龍)の制作会議が延々7時間半続いた。
何で今頃かと言う感じだが、舞台の専門家達が忙しかった事や私のイメージを言葉に変える作業に時間を費やした事が原因だ。
会議では台本の大幅な見直しも行われた。
一番の問題は行われるのが岡山城中段で広い場所で野外だという事。
役者は屋内と違ってピンマイクが使えず、生声となりどこまで声が届くかという事だ。
結果役者は声より体を大きく使って表現した方が良いって事になった。
また私の台本では最初からピークが続くので、徐々にテンションを高めた方が良いのではと。
また表現が前後で被る処を省略するなど、流石専門家言われて納得する事も多かった。
私としてはこの場所をイベントではなく祈りの場所にしたいと思っていたので、皆のフォーカスさえ合えば多少の表現方法の違いは良いと了解した。
こうしていろんな立場の違う人達が参加協力してくれるのは大変な事もあるけど嬉しく有難い事だ。
私もこれからは音楽の事だけに集中できる。
ただすでに台詞を頭に入れ込んでいる役者さんには申し訳けない。
でも彼等は上からのものにすぐにチャンネルを合わせられる人達なので全く心配はしてないし、良い空間にしてくれるだろう。

2012年11月9日金曜日

ホテルで

今週は回廊の本番はなく打ち合わせのみだ。
ただ私としては貧乏暇なしと言うか、鼓空以外の仕事も続いている。
岡山駅の前のホテルでは今時と思われようが、獅子舞の太鼓。
いつも戴いている仕事で大手造船会社が進水式の前の日に買い手のお客さんを接待しての祝賀会である。
お客さんは世界の各国からで、今回は台湾のお客さんだった。
まあ獅子舞は縁起物なので喜ばれた。
湯郷のホテルではいつもの作州武蔵太鼓、助っ人の私がいつの間にか佐々木小次郎にされた太鼓だ。
今夜は渋川のホテル、瀬戸内源平太鼓だ。
ここも助っ人の私がいつの間にかレギュラーに。
まあ何はともわれ仕事を戴けると言うのは有難い事である。
今日も頑張ろう。

2012年11月5日月曜日

芸術回廊4箇所

今日は雨が降っているけど久しぶりのオフ日、こんな時はブログをと思い書いている。
芸術回廊はレセプションから始まり、パレード、後楽園、岡山城とすでに4箇所で演奏をした。
特に昨日の岡山城では11名の女の人だけの「清流」「渓谷鼓」、目指していた女性だけの凛とした演奏もかなりその雰囲気がお客さんに伝わったのではないかと思う。
次にWA太鼓、自閉症の子供達と、以前登校拒否の子供達との合同演奏。
曲は「山河」「舞」、リハの時は普段出来ていた事も全く出来ないという状態。
しかし本番では周りからの応援もあり、まずまずの演奏をしてくれた。
ほっとする。
最後に鼓空の演奏、大太鼓ソロから初め、「華」「疾走」「アフリカンメドレー」そして最後は「仲間」で終えた。
なんで城でアフリカンかと思われる方もおられようが、御もっともである。
しかしながら少し事情が有りんして。
御察し下され。
でも結果アフリカンメドレーと仲間では皆さん踊ってくれたし、まずは良かったなと思う次第。
次は1年ぶりにサヌカイトの臼杵美智代先生との共演がある。
私達は岡山城側、臼杵先生は後楽園側で旭川を挟んでのコラボだ。
臼杵先生は作陽音大でマリンバの指導もされている。
現代音楽に精通されているので、アドリブも凄い。
しかし心根は優しく、どちらかと言えばおっとりした方である。
今から楽しみである。