2022年2月23日水曜日

たましいのかくじっけん

2022年2月22日「たましいのかくじっけん」が始まった。今回第4弾。とろんさん悠さんの今までの人生が詰った祭りだ。沢山の仲間が来て祭りを盛り上げた。私はオープニングの神事に火起こし、ドラ、法螺貝、声と続き獅子舞と同時に太鼓を叩き始め続いて津軽三味線の蝦名宇摩さんと即興演奏をした。それに合わせて踊っている方々がおられたのは新鮮だった。太一やさんでの神事が終わり、皆で月の村、月の塔に行った。月の塔でセレモニー、朗読そして焚き火を囲み天然肉体詩人の藤條虫丸さん達が踊る。彼とは2000年に長野で開かれた「命の祭り」でとろんさんを介し知り、彼のパーフォーマンスにも参加した。その後も大阪での「風人の祭」でもご一緒してる。体を張っての動きは訴えるものがある。それから下の広場に降り皆さん火を囲み声、サックス、フルート、打楽器の演奏の中踊った。私もジャンベで参加した。途中軽く雪も舞ったが。それはそれで良かった。これからも22日間いろんな催し、パーフォーマンスが予定されている。どうぞ今この時期のハプニングに参加してみて下さい。何かが変わるかと思います。

2022年2月14日月曜日

友 善通寺 満濃池

 足摺岬から宇和島を通っで松山に着いた。松山と言えば道後温泉。早速行ってみると観光客はまばらで大きなホテルばかりがやたらと目立つ。ちょっと今の私の雰囲気とは違うなぁと感じ、今回会う事になっている今治在住の藤原龍一ちゃんに電話で良い風呂屋さんはないかと訊ねると松山駅の近くに「きすけ湯」と言うのがあると薦めてくれた。実際行ってみるとアミューズメント施設の1角にあり、中はサウナから薬湯風呂等いろいろあり、値段も1000円とリーズナブルだった。その夜は今治の道の駅に泊まり、翌朝龍一ちゃん奥さんの光枝さんに会いに行く。龍一ちゃんは私が参加してた「ぼさつ」と言うバンドでギター時にはベースを弾いていた。一緒に過ごした千葉時代の話やまだアメリカにいる他のメンバー達の話、近況など話題が尽きない。昼は光枝さんが作ってくれた昼食を美味しくいただき、龍一 光枝家を後にした。次に目指すは第75番札所の善通寺。本尊は薬師如来さんだ。善通寺は空海さんの生誕の地でもある。広い境内を散策し参拝した。その頃になるともう夕方で日が沈みかけていた。私は前から気になっていた空海さんが改修工事をした感慨用貯め池「満濃池」に行ってみたくなった。随分大きな綺麗な池だった。暫く池を眺めて帰途についた。家に着いて車の走行距離を見ると1298kmだった。










足摺岬

 四万十川の上流から一端四万十川市に戻り足摺岬に。天気もよく海もとても綺麗だった。最南端の岬には第38番札所の金剛福寺がある。本尊は千手観音菩薩さんだ。参拝後改めて太平洋を臨む。地球が丸いのもわかる。ジョン万次郎はここから漁に出て海に流され鳥島まで行ったそうだ。島で長らく過酷な生活をしていた処を幸いアメリカの船に助けて貰ったという。なんともはや凄い話だ。足摺岬からは海を見ながら北に。前に来た時は海岸線を北上したのだが結構時間がかかったので再度ナビを見るととんでもない方向をさす。断っておくとナビと言っても携帯ナビだ。ハイエースにはしっかりナビを付けてたのだがエブリイには付けて無かった。この携帯ナビがとんでもない事をやらかす。

1 道の選択が無茶 まっすぐ広い道を走っているのに突如右の細い道に行けという。そして入るとすぐ右に行けが2回程続くと元の広い道に出て進めとなる。これが何回もあった。
2 すぐ進路の道が実線から点線に変わり、あやふやな事を言い出す。進行を表す三角も真っすぐでなく蟹の横歩き状態になる。
3 T字路にぶつかって だんまりを決め込む。
4 右に行けと同時に左に行けと言う。
5 わからなくなると一端画面がゆれ再検索しますと言う。
6 15kmの所で所要時間が3時間15分かかると言う。私もあんたに従ってたらそうなるわなぁと思う。
そんなこんなで宇和島を通っで松山に着くまで相当時間がかかった。この原因を考えてみるに
1 そもそも携帯のナヒ機能が弱いのか 
2 行った処が山あり谷ありだったからか 
3 本当のカーナビのように固定されてない為か。
こんな感じで大変な事も多かったけど その分予測の付かない経験も出来た。山、川、海は綺麗だった。










四万十川

 四万十市の道の駅で一晩過ごし朝目覚めるとどうせなら四万十市川の上流に行ってみようと思った。30km程上ればかなり良い処があるみたいだ。ナビは国道439号で行けと言う。それに従うとどんどん高い山を登って行く。右が急斜面になっている細い道を気が遠くなる程上がる。対向車が来たらどうにもならない。落石注意、凍結注意の看板がやたら出る。何が国道かと思う。ただの狭い林道だ。けれど山を超え降りるとそこには四万十川の上流域があった。川に降りてみると水がとてつもなく澄んでいた。手で掬って飲む。まさしく清き水だった。苦労して来た甲斐があった。暫く清流を見ていた。それからナビに今度は足摺岬を入れた。すると来た道を帰るようにとの指示が〜。私はきっと別の道があるに違いないと確信し敢えてナビとは反対に走った。すると少し広い道に出た。やはりなぁと思い走ってるとナビは右に行けと言う。そしてまた暫くとまた右に行けと言う。そしてあろう事か最初に来た道に出てしまった。帰路も大変だったが1つ良い事があった。山道の真ん中に雉がいた。暫くじっとしていたが私が携帯で写真を撮ろうとしたら飛んで行った。まあ帰りもこれで良しとしよう。








室戸岬 高知市

 昨晩は道の駅で車中泊。前回はハイエースだったが今回は軽のエブリーバン。だいぶ狭くなったがそれでも荷室はフラットになり長さも180cm以上あるので普通に寝る事が出来る。昨年の2月に紀伊半島に行った時も車中泊をしたのだが その時は床から寒さが伝わって来たので今回は床に敷布団と毛布を一杯敷いた。掛けの方は普通の布団と毛布そして寝袋も持って来た。なにせ寒いのが嫌いな私だが流石に熱く夜中に目が覚め、寝袋は脱いだ。

朝室戸岬に行き24番札所の最御崎寺に参拝した。1番札所から24番に飛ぶところが今回の旅らしい。空海さんが若い頃修行したみくら洞にも行った。その洞窟から外の空と海を眺め空海と名のられたそうだ。室戸岬からは海岸線を高知市に。またもや有名な桂浜に行く。竜馬像が相変わらず立っていた。桂浜からは高知駅の近くの銭湯に行き汗を流した。時間も早かったので地元のおじさん1人だけだった。高知から前回来た時には無かった高速を使い今は四万十市の道の駅にいる。ここで1泊し明日は足摺岬に向かおうと思う。












四国に

 四国に来ている。蔓延防止が出てイベントが延期になり、和太鼓を指導をしている小学校3校と公民館での練習も出来なくなった。そこで時間が空いたので昔からの友に会いに、また12年前に私は四国八十八ヶ所のお寺を車で周った事がありその時の事が懐かしく、もう一度四国を一周する事にした。今日は朝家を出て瀬戸大橋を渡り津田の松原を通り徳島県の鳴門市に。まずは八十八ヶ所の第一札所の霊山寺に参拝、12年前の事が思い出される。それから私が最初に学生の時に始めたバンドオレンジのギターだった植山一宏君のお宅に行った。彼は家にスタジオを作り、今でもギターを弾きドラムを叩いている。奥さんのみちこさんもキーボードを弾くので皆でセッションをした。何十年も前に一緒にやってたメンバーと今こうして音を出せるのは幸せだ。2時間ちょっとお邪魔し室戸岬を目指す事にした。最初泊まって行くようにも勧められたがこの時期だし、八十八ヶ所を周った時も車中泊だったので今回もそうする事にした。あと室戸岬まで40kmぐらいだがもう夜9時、通り沿いに道の駅があったので今夜はここで。久しぶりに酒とつまみを買ったので車の中でゆっくりしようと思う。