2011年7月23日土曜日

チェルノブイリ②

先日アメリカのバークレーに住む友人夫婦がチェルノブイリで従事してた女性科学者の話の前半を翻訳しこちらに送ってくれていたが、今回全部完成したからと再度送ってくれた。
皆さんにも読んで戴きたい。

私は一昨日の深夜BSだったと思うが偶然チェルノブイリの原発事故の起る様子そしてその後の対応を事実に基づいてドキュメント的に制作された映画を見た。
かなり衝撃的なものだった。
そこには起きた事が想像を絶する事態で現実だと受け止められない現場の指揮官、作業員の姿があった。
また事実が判った時点でも、責任の問題、対面上の問題で事実を極端に過少に報告する姿勢。
作業員にも事実を正確に伝えず、無防備で作業をさせ、住民にもパニックになるからと現実を教えず、多くの人々が被爆して亡くなった事が報じられていた。
人間の心理的プロセス(個人レベルから国レベルまで)が被害をとてつもなく大きなものにしていた事がよくわかる。

ではバークレーの大羽夫妻からの情報を記そう。



皆様、


チェルノブイリの事故処理にあたった女性科学者、ナタリア・マンズロヴァが体験を語った「Hard Duty」の日本語訳が終わりましたので、お読み頂ければ幸いです。チェルノブイリの経験から学び、福島の原発事故による健康への被害が少しでも軽減されれば、という願いを込めて翻訳させていただきました。既にパート1はお読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、翻訳のいきさつ、著作権のことなどについて前書きに目を通していただいてから、本文の方をご覧ください。



http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/index.html 〔日本語訳前書き)

http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/HardDuty_JP.pdf 〔本文)



大羽比早子

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