2011年12月21日水曜日

GATE

昨日は吉備津彦神社にドキュメンタリー映画を観に行った。
タイトルは「GATE」
内容は日本の僧侶たちが広島に投下され60年間燃え続けてきた原爆の火をすべてが始まった原点に戻し、そこで消し去ることで、負の連鎖を絶ち永遠に眠らせようとするもの。
日本からまずはサンフランシスコに渡り、そこから25日間、灼熱の地を2500km歩く過酷な旅だった。
目的地はアメリカ・ニューメキシコの「トリニティサイト」世界最初の原発実験が行われた所だ。
砂漠あり山ありだが、途中立ち寄る街の人々は僧侶達の過酷な旅に驚き感銘を受け、ある時は共に歩き、ある時は援助の手を差し出す。
マスメディアも徐々に取り上げるようになる。
「GATE」とは最終目的地である「トリニティサイト」にある、ここから先は入れないと言う立ち入り禁止の門である。
今までは誰も入れなかったが僧侶達は祈りでそのGATEの通過を許される。
そしてアメリカでの実験による被爆者達、宗教宗派を越え集まった平和団体の人々と共に最初の原爆実験地に歩き進み、モニュメントの前で祈り、原爆の火を消す。
僧侶達の祈りながらの旅、謙虚さに感銘を覚えた。

この映画を紹介してくれたのはJunAmantoさん。
今やはり原爆の火のある星野村から火を持ってPeaceWalkしながら各地で上映会を開いている。
彼は舞踏家でもあり、原爆の火を持っての踊りを吉備津彦神社に奉納された。
もし皆さん機会があれば是非この映画御覧下さい。

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