2010年7月2日金曜日

愛染祭り

兵庫県は伊丹の金剛院さんの「愛染祭り」に行った。

天気予報では雨の確立は50%、ちょっと心配だった。
午後1時に道場を車2台で出発、3時30分にはお寺さんに着いた。
空を見たら晴れ、なんとか持ちそうで一安心。
境内には一杯テントが張られ、出店者が夕方からの祭りに備え準備をしている。
私達はとりあえず愛染明王さん、観音さん、地蔵さん、薬師如来さんとお参りをする。

私達の演奏は観音堂の正面の回り廊下。
太鼓、PAのセッティングを始める。
祭りを楽しみに来ている子供達が物珍しそうに、正面の椅子に並んで座っている。
太鼓の設置場所は少し狭かったが、なんとか工夫で演奏は出来そう。

PAのサウンドチェックで、メンバーがハーハー、フーフーと声を出すと、前に陣取っていた子供達がそれを真似てハーハー、フーフーと言う。
なかなか面白い、こんな事は初めてだ。
セッティングが終わり、軽くリハーサル。
1曲終わる毎に子供達は拍手をくれる。

一通り終わると本殿横の控え室に通される。
真ん中のテーブルには2段重ねの弁当とお茶が用意されていた。
Hさんが外の出店から、私達の為にビールやたこ焼き等を買って来てくれる。
私も徐々に祭り気分になってくる。

6時15分に観音堂の前の2つの薪に火が灯される。
住職さんによる読経が始まる。
その後司会の方が私達を紹介してくれる。

私の簡単な挨拶の後、太鼓演奏の前に始めての試みをした。
私のダラブッカとSさんのカホーンで軽く即興演奏。
夕方の多少のそよ風の中気持ち良かった。
お客さん達からも拍手を戴いた。

それから1時間の鼓空のライブ。
和太鼓らしい曲の演奏から始まり、アフリカンそしてシンバル、ティンパレス唄の入った曲のメドレーと途中MCを入れながらも一気に飛ばした。

演奏後は多くの檀家さん、参拝者の皆さんから温かい言葉を一杯戴いた。
本当にここのお寺さんは地域の皆さんから慕われているだなぁと感じた。

気持ちの良いお祭りだった。

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