2010年5月17日月曜日

阿波の国 ②

前日の夜、車の中でダラブッカを叩いていたものの、他にはする事も無く10時には布団に入った。
流石に疲れていたのか熟睡。

朝6時に起きる。
天気はまたまた快晴。
こうも普段の行いが良いと天気に恵まれるのかと感心する。
ペットボトルの水で顔を洗い、歯磨き。
またまた神山の高き頂上を目指す。
7時過ぎには焼山寺に着く。

この山は昔大蛇が住み、魔境とされていた。
弘法大師はこんな場所だからこそと虚空蔵菩薩の力を借りて寺を建立されたそうだ。
2回目のお参りを済ませ、納経帳に墨書と朱印を戴く。
参道を降りて駐車場へ。
あまりに気持ち良かったのでダラブッカを出し、お寺に山に空に向かって叩く。

神山を下山し、次は大日寺、常楽寺、国分寺、観音寺、井戸寺と徳島市の町の中の寺を周った。
昼食を摂ってから南下。
恩山寺、立江寺そしてお遍路にとっては道が険しい山岳霊場鶴林寺に入る。
この寺の本尊は地蔵菩薩で、本堂を護るように両脇に2羽の鶴の像がある。

鶴林寺で参拝後、またまた屈指の難所21番札所の太龍寺に向かった。
今は途中まで車で登れるし、ここはロープウェイもある。
車道はあるとは言うものの道幅は狭く絶壁もある。
運転に自信が無い人は止めといた方がいいだろう。
やっと駐車場に着くと、すでに4時20分だった。
そこから寺まで1KMを歩いて登る。
5時までには着かなければならず、頑張って歩く。
かなりきつい。
私がこんな事を言える立場ではないのだが。
やっと太龍寺に着く。

まさに山岳信仰の地だ。
樹齢数百年の老杉に囲まれ、「西の高野」とも呼ばれている。
本尊は虚空蔵菩薩。
やはり空に繋がる菩薩のような感じがする。
参拝後、ゆっくり境内を散策してから駐車場まで戻った。
他の参拝者が下山してから、誰もいない駐車場で心ゆくまで太鼓を叩いた。

今回21のお寺を周らさせて貰った。
まだまだ先は続く。
次回いつ来れるかまだ決まってないが今から楽しみだ。

0 件のコメント: