2009年11月29日日曜日

格闘技

私は格闘技が大好きである。
最近は見るだけであるが、学生時代には柔道をしたり、空手をしたりしていた。
それも一生懸命していた。
私の場合格闘技が好きなのは、決して相手を傷つけたり、倒したりする事ではない。
やるかやられるかの中で起きる緊張感が好きなのである。
この感覚は理解して頂ける方も多いと思う。

格闘技に限らず、瞬間の緊張感のある物は多々あると思う。
アートの世界もそうだろう。
瞬間瞬間で決まっていく。
この緊張感は非日常に連れて行ってくれる。

今日はボクシングのタイトルマッチがあった。
ご存知、内藤大助と亀田興毅の世界フライ級をかけての戦いだった。
結果亀田興毅が勝ったのだが、私が見る範囲、内藤が負けたという印象はなかった。
内藤は最後まで攻め続けていた。
おそらく3人の審判ミスだろう。

まあ結果は仕方ないにしても、今日の亀田はパーフォーマンスはあったが、謙虚だったと思う。
内藤の力も充分知っていたのだろう。
リングに上がる前に神に祈るが如く手を合わせていたのも印象的だった。
内藤も一杯思いがあったのだろう。
決してひるむ事はなかった。
いい試合だった。

今後どう展開していくのかわからないが、見守っていきたい。

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