農大の選択授業の中に和太鼓があり、非常勤講師として行っている。早いもので7年度目に入る。
選択授業は他に生け花、硬筆、英会話などかある。この中から和太鼓を択んだ学生が私の処に来る。
農大は2年制で、1年生を終わった処で、他の選択授業に変更する事もできる。
1年生で和太鼓を選んだ学生も2年生になると、だいたい半分になる。
理由は選択授業は3時間10分あるのだか、例えば生け花は学生が花を生けた段階で、先生に見てもらい、手直しをして終わりだそうだ。
だから1時間で終わる事もあるらしい。
ところが和太鼓は途中休憩をはさむものの、みっちりする。
比較すればやはりこっちの方が大変らしい。
前は選択肢が和太鼓か生け花しかなかった。
だから、こう言ってはなんだけど、「お前どう見ても生け花する柄じゃないだろう。」と言いたくなるような、でかく、不精な男子学生もいた。
でも残った学生は新しい1年生も迎えるし、より真剣に太鼓に打ち込むようになる。
学生達の発表の場は、秋の収穫祭、入学式、卒業式等である。
面白いことに、学生達は毎年変わって行くのに、演奏のレベルはだんだん上がって行く。
私がいない時でも、先輩が後輩に教え、受け継がれて行くからだ。この事は本当に嬉しい。
明日は今年度最初の授業だ。新しい1年生が9名、2年生が5人残ったそうだ。
どんな年になるか楽しみだ。
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