2014年1月15日水曜日

インド 5

一度デリーに帰ってから今度はデリーから南西に266kmの処にあるジャイプールに行った。
城壁で囲まれたヒンズー教の街だ。
赤砂岩を使った建物が多く通称ピンクシティと呼ばれている。
有名な天文台やシティパレス 風の宮殿等見所一杯だが何と言っても丘の上に建つ巨大なアンベール城は圧巻だ。
そこから見下ろす景色が湖もあり素晴らしかった。
ジャイプールの後は友達の薦めもありリシュケーシュに行った。
ガンジス川の上流でヒマラヤからの綺麗な水が流れている。
ビートルズがマハリシュのアシュラムでヨガの修行をした事でも知られている。
ここはこのようにヨガの聖地でもあり多くの外国人が来ている。
私達は折角なので朝5時30分からヨーガ・ニケタンで1時間瞑想。
そしてその後1時間15分程ヨガをした。
瞑想では40分ぐらいで足に痺れがきれそうになり迷走。
ヨガは日本なら優しい女の先生が「出来る処までで良いんですよ。」と言ってくれるのだが ここは筋肉質の男の先生。
ひじや膝をもっともっと伸ばして 背中にもっと力を入れて。
More More More だ。
きつくしないと効かないと仰るのだ。
私には充分効いているのに。
まあそれでも何とか終わり娘とすぐ目の前のガンジスの河岸に降りた。
小さい女の子達が寄って来て小さい入れ物に入った花を買ってくれと言う。
真ん中にろうそくが有り火を付けてガンジス川に流すのだ。
私達はべナレスでもボートから流していたので上流でもう一度と言うのは何か意味ある事のように感じた。
いくらだと聞くと一つ50ルビーだと言う。
子供が扱うにしては高過ぎる。
しかし結局負けて2つ100ルピーで買った。
その時の子供の笑顔ったらありゃしない。
私達を流し易い処に連れて行き、ろうそくに火を付けようとするが風ですぐ消えてしまう。
女の子の手と私の手で囲みマッチでを火を付ける。
ちゃんと付いた時そっとガンジスに流した。
やはり川沿いで夕方から始まるヒンズー教の僧侶達を中心としたガンジスへの祈りにも参加した。
アコーデオンを横に寝かしたようなハーモニウムと言う楽器 ダブラで奏で それに合わせて時に朗々と唄い また手拍子を叩きながら歓喜のような曲も唄う。
何曲が唄った後でグルらしき人が現れる。
サンスクリット語で何かを喋りシャンティシャンティと繰り返す。
インドの人達のガンジスに対する想いが伝わり大変良い時を過ごさせて貰った。

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