2013年1月26日土曜日

犬島の古民家

この処時間があれば瀬戸内海は犬島に行っている。
実は息子の慧がこの島の古民家を改造してカフェを作ろうとしているのだ。
息子はベネッセの関係や自然の家の関係でもう何年も犬島に通っている。
が本来は自分でアート作品を作って行きたいと思っている。
古民家については1年ぐらい前から他の物件の改築を進めていた。
がしかし管理していた人と大家さんの間に何人かいて話がこじれてしまった。
私も気になり息子と犬島に渡り新たに家を探していると、かなり良い物件が見つかった。
で良く調べてみると以前おばあさんが一人で住まわれていたのだが、今は空家になっていて、4人のお子さん達も岡山に住んでおられるとの事。
私達は早速お子さん達に連絡を取り、事情をお話すると快く貸して戴ける事になった。
家はまだしっかりしているし、庭もかなり広い。
ただ家の中の壁が朽ちていたり、汚れている処があり、全部塗り直す事になった。
この作業も下塗りから始め全部で4回塗らなければならず大変な作業だ。息子も頑張って塗っていた。
私はと言うと下塗りもしたが、もっぱら外の畑作り。
場所は母屋の隣で、前はここにもう一棟あったのだが取り壊されていた。
ここを畑にする事にした。
しかしこの作業がなかなか難航している。
まず土を掘り返してみると、中から家の土壁はもとより、石や瓦、レンガ、板の瓦礫が一杯出て来る。
これを一つ一つ拾い、猫車で運び、掘った処に山土を持って来て入れると言う作業だ。
ここのスペースはさ程広くはないのだが、すでに5日間程費やしている。
まだトイレを修繕したり土間を綺麗にしたりとかなりすべき事があるが、出来れば3月20日から始まる瀬戸内国際芸術祭に間に合わせたいと思っている。
全て完成すればなかなかゆったりと気持ち良い処なので皆さんにもおいで戴き犬島を堪能して貰えればと思う。

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