2011年10月5日水曜日

現代音楽

この処栗農家の私は毎日栗を拾っている。
今年は全国的には台風の影響もあって不作らしいが内に関しては豊作だ。
一杯落ちていて、拾いながらこれがお金だったら楽しいだろうなぁと思う。
勿論売ってお金に換えるというのもあろうが、今の処販売ルートも知らないし、来た人にあげると皆喜んでくれるのでそうしている。

作日は栗拾いの合間に倉敷の作陽音大に行って来た。
今度開かれる「岡山芸術回廊」で共演する臼杵美智代先生と音合わせをする為だ。
本番では先生はサヌカイトを叩かれるのだが、本来はマリンバ奏者で大学でもマリンバを使って学生達にクラシックの現代音楽を教えておられる。
当日は先生は後楽園側におられ私達は岡山城側にいる。
お互いの呼応から始まり、徐々に時間差の曲に入って行く。
選曲に当たっては秋なので赤とんぼやふるさとをする事になったが実際先生のマリンバを聴きながら太鼓を叩いていると原曲からは考えられない世界に引き込まれてしまう。
怖るべし現代音楽である。
コードを分解して再構築しておられるらしい。

以前岡山国体の開会式でクラシックバレエの人達と「丹頂の舞」という曲で共演したが、この曲も現代音楽の方が作曲されていて9拍子3拍子や複合のリズムが入り混じっていて難解だった。
本当に皆さんの頭の中はどうなっているのだろう、覗いてみたい気がする。
幸い臼杵先生は現代音楽をするからと言って決して難しい人ではなく優しい感じの方なのでほっとしている。
今回も良い経験をさせて戴いている。

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