今回、岡山市民による演劇、ダンス、音楽、美術などの合わさって総合芸術を作ろうというプロジェクトが立ち上がった。
市民参加型のイベントはこれまでにも何回かあったように思うが、今回は継続的に作り上げて行こうというものだ。
主催は岡山のルネスホールである。
まずは来年3月26日にルネスホールでの公演が決まった。
作品名は「シェイクスピア X 温羅伝説」と言う。
台本はまだ出来てないらしいが、私も全く想像がつかない。
今この参加者を募集している。
またこの準備として4回に渡ってアートスクールなるものも開かれている。
テーマは演劇、音楽、即興劇、ダンスだ。
私は音楽のスタッフとして関わる事になったので、音楽のスクールを覗いてみた。
講師は古0さんと言い、アラビアン音楽専門の人だ。
私の10年来の知人でもあり、共演した事も何度もある。
どんな授業をするのかなと楽しみにして行った。
スタジオみたいな所であったのだが、床にはタンバリンらしき物やフレームドラム、ダラブッカなど一杯置かれていた。
まず最初に古0さんによる楽器の一通りの説明と模範演技があった。
それからがユニークで、参加者が20名程いたのだが、みんなに好きな楽器を選ばせ、なんでもいいからミュージシャンに成り切って1分30秒の演奏をせよというものだった。
おそらくミュージシャンは一人もいなくて、演劇志望の方々ばっかりだったように思うが、皆さんそのパーフォーマンスたるや実に面白かった。
囚われない楽器の使い方、楽器を持って唄う人、踊る人、即興でここまでするとは役者って凄いなぁと改めて思った。
私も参加している為、演奏せざる終えなかったのだが、やりにくい事この上ない。
打楽器が専門の私は下手にぼける訳にも行かない。
結局ダラブッカの演奏を直球でするしかなかった。
幸い善良なる岡山市民演奏後には拍手をくれた。
こうして楽しく音楽のスクールは終わった。
12月末にはキャスティングも決まり、来年早々練習に入りそうである。
私もこんな芸達者な皆さんとの共演楽しみだ。
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