宿泊設備の無い温泉を出て、夜を明かす場所を探していたが、結局松山道の入野PAにした。
ビールと日本酒を車の中で飲んでいると、再び睡魔で撃沈。
朝5時過ぎに起き、次の三角寺に向かう。
三角寺は平地にあるのかと思っていたが、標高430mの処にあった。
本尊十一面観世音菩薩。
参拝を済ませてから、いよいよ四国霊場でもっとも高い(標高911m)雲辺寺に向かう。
ロープウェイもあるが私は車で登った。
参道やはり紫陽花が迎えてくれる。
お寺は山の頂きにあるが広い。
本尊は千手観世音菩薩。
朝のお寺は気持ち良い。
参拝後に五百羅漢を見たり、境内の中を散策する。
帰り道森の中ダラブッカで遊ぶ。
叩いた音が木々に木霊し返って来る。
かっこうが啼き始めた。
山を降りて大興寺、神恵院、観音寺、本山寺、弥谷寺、曼荼羅寺、出釈迦寺、甲山寺と廻る。
そして弘法大師が生まれた地、善通寺に入る。
善通寺は高野山の金剛峰寺、京都の東寺とならぶ弘法大師ゆかりの3大霊跡の一つである。
境内はとてつもなく広く、一般の参拝者も多かった。
本尊は薬師如来。
参拝後、他の寺と同様に納経帳に記して戴き、寺を出た。
次の金倉寺、そして第77番札所の道隆寺を廻った処で5時が来た。
もう瀬戸大橋の側だった。
今回の旅はしまなみ海道から瀬戸大橋にたどり着く旅でもあった。
廻ったお寺は24ヶ所。
2日間かなり暑かった。
水分を摂りながらの走行だった。
しかし走った距離は560km。
前回のの1000km弱に比べたらかなり楽であった。
後11のお寺が残っている。
今度いつ行けるかまだわからないが、遍路も終盤を迎えてきた。
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