2010年7月12日月曜日

土佐

金曜の夜10過ぎに家を出て、瀬戸大橋を通り、高松道に入る。
2回目のプチお遍路さんの始まりだ。

夜中1時頃前回も車中泊をした津田の松原SAに到着。
ハイエースの後部に布団を敷き寝るも、激しい雨が屋根に降りつけ、その音で目を覚ます。
転寝状況のまま朝6時に起床。
鳴門まで高速そして一般道を南下。

今回最初の参拝は第22番札所の平等寺。
お寺の納経所は朝7時から夕方5時まで開いているので、遍路するには7時にお参りするのが効率がいのだが、いかんせん岡山からは遠い。
平等寺に着いたのは8時30分だった。

参拝の後次は徳島最後の薬王寺そして一挙に室戸岬まで。
海岸線を走っていると海水浴を楽しんでいる人達、サーファーの人達がいる。
しかしながらボードの上に立っているサーファーがいない。
波を待っているのか、それとも立てれないのか。
南下を続けていると、どんどん太平洋が広がってくる。
そして海岸は岩だらけになる。
室戸岬の手前で大きな岩が4つ海から天に突き出している処があったので、ここで休む事にした。
太平洋とそそり立つ大きな岩を見ながら、しばらくダラブッカを叩いた。

室戸岬には昼前に着いた。
やはり岩だらけだったが、合間に小さいながら砂浜が見えたので行ってみた。
海の水が凄く綺麗だった。
海の中にはヤドカリが無数にいた。
これだけいると流石にNo Vacancy (空き室無し)の感じだ。

室戸岬の高台に最御崎寺がある。
雄大な景色が広がっている。
ここは弘法大師の悟りの地でもある。

参拝を終えると、ぼちぼち腹も空いてきた。
海岸線を走っていると、「海の駅」なるものがあり、食事も出来るみたいだ。
私は海沿いでもあるし、海鮮丼を頼んだ。
すると直径24cmぐらいの丼が出てきた。
中は飯の上に鯛、まぐろ、鰹のたたき、海老、いか、貝、いくらと一杯乗っている。
実に新鮮、豪華、海三昧だ。

気になるお値段、なんと1360円・・・・・・・実にリーズナブル

食事の後はまたまた左に太平洋を見ながら、高知方面へ。
津照寺、金剛頂寺そして歩き遍路にとっては四国霊場屈指の難所、神峰寺に登った。
ここは今でこそ車でも登れるが古い遍路道は45度近い急坂が続くという。
本尊は十一面観世音菩薩だ。
参拝を終えた処でもう時間は5時前。
この日は距離もあったし6寺しか周れなかった。

もう南国市の近くだったので、泊まりは高知道の南国SAにした。
SAは車中泊するには、何かと便利がいいので。

旅の続きはまた後に。

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