2009年7月4日土曜日

ライブ

久しぶりにJAZZのライブを観に行った。

牛窓の古民家のお店「Tereya Cafe」さんである。

本当に小さいお店で、こんな処でライブできるのかなぁと思った。

だが、中に入ってみると、意外に人が入れる。

畳の部屋に座布団が敷かれ、周りにソファーや椅子が置かれていた。

客数は30人ぐらい。



ステ-ジは土間だった。

これはなかなか、涼しげでいい。

JAZZの演奏の前に、高木景子さんという方の、琴の演奏があった。

彼女は小さい頃から、生田流で習われてきたのだが、最近は現代的な曲を主に演奏されている。

今回3曲演奏されたのだが、初めの2曲は通常の琴より長く、また玄の数も多い物を使われた。

低音域が広く、ベ-スとメロディーの組合わせが大変心地良かった。


そしてその後、今日のメインのKYというデュオのグループの演奏が始まった。

仲野麻紀さんのサックス、メタルクラリネットと、ヤン ピタードさんのギター、ウードの組み合わせだ。

二人はパリのコンセルパトワールという音楽学校を出ているらしい。

私はメタルクラリネットを初めて見たが、やはり金属ッポイ音がした。(当たり前か・・)

ヤンさんはフルアコースティックのギターに一杯、エフェクター(足押し効果音製造機)を並べている。
押し間違えないかと思う程。

またウードという楽器も弾かれる。
エジプトの楽器で、マンドリンに似ている。やはりトレモロを生かした奏法をする。

二人の曲は即興的な物、パリを感じさせる物、エキゾティックな物と様々だった。

最後にKYさんと琴の高木さんとのコラボ。

曲は、かもめかもめ。

琴の音は、JAZZ的音の中、しっとりとしていた。
やはりいい楽器だなぁと思う。

今回、いろんな音の感じが聴けて楽しかった。
狭い空間での、ライブのやり方についても、参考になった。

私達も、小さい処は小さいなりに、お客さんの息使いを感じながら、いい演奏が出来ればなぁと思う。

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