玄関のドアを開くや否や
お巡りさん「そこの山火事知ってる?」
私「いや知らないけど」
私は外に出る。
裏山の頂上から広範囲に渡り煙が出ている。
どうやら反対側の斜面が燃えている。
隣の佐山、フル-ツパ-クの近くが燃えているらしい。
火は西側つまり内の方向に向かって来ていると言う。
お巡りさん、おそらく瀬戸内警察の本署にだろう。
「山火事に一番近いお宅は〇〇さんです。」とウチの名前を言っている。
これは大変だ。
消防車とパトカーが内の前の池の対岸に集まって来る。
空にはヘリコプタ-が飛んでいる。
山にはサーチライトガいくつも照らされ、消防車は前の池から水を吸い上げているみたいだ。
20時頃には 火自体は見えないのだが、空が真っ赤になった。
ウチの家の上がり口付近にもパトカー お巡りさんが来ている。
側の盆栽屋さんは、おにぎりを作り、何時でも飛び出せるようにしているらしい。
お巡りさんは、もしこちらに火が来たら、夢トピアに布団とか用意しているので避難してくれと言う。
しかし幸いにも火の勢いは少しは治まって来ているみたいだ。
消防の皆さんが頑張ってくれているのだろう。
でもまだ気は抜けない。風が吹くだけで、再度燃え上がるかも知れない。
まだまだ注意を払う必要がありそうだ。
22時、山の頂上は赤くなったり、落ち着いたりと一進一退のように見える。
22時30分流石に気になったので、隣の佐山に行った。
山の頂上付近の何箇所からも火の手があがっていrた。
火元は伊佐林道で,昼2時頃出火したらしい。
それから風に煽られ西の方に拡がったそうだ。
佐山は煙で霧のようになっている。
ウチの家の下にも消防車が4台と増え、30人ぐらいの消防の人が来て、もうホ-スもつないであった。
今、市の人が来て、火は裏山の稜線まで来ているので、避難勧告が出るかもしれないから、用意をしてくれと言われた。
用意をすることにする。
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