2010年3月15日月曜日

音それぞれ

昨日は結婚式の披露宴二次会に呼ばれて行った。
岡山のMars clubというクラブだった。
ちょっと暗めの中に色の着いた光線が飛ぶ。
久しぶりの感じだった。

私達も過去2回程クラブでDJの方とセッションした事がある。
最初は大阪のマザーホールという処で、知る人ぞ知る天宮志龍氏との共演だった。
彼のトランス系の音楽に私も入り込んだ。
もう一つは神戸のTroop cafeという処でオールナイトのDJライブに出演した。
若者の熱気が凄く朝まで一緒に過ごした。

一見DJと和太鼓とは全く合わないと思うが、これが実に合う。
DJの人達もいつも電気的な音の追及をしているので、逆に生音に憧れているような処がある。
私も彼等からいい刺激を貰う。

昨日は帰ってから一人でちびちび酒を飲んでいると転寝をしてしまった。
夜中に目覚めるとテレビでマウンテンバイクのXゲームとプロレスをしていたので観る。

それからがまたテレビに釘付けになった。
小澤征爾さんの指揮である。
2009年で松本で行われたもので、サイトウキネンオーケストラによるブラームスの交響曲であった。

練習風景から本番までの放映だったが、実に面白かった。
小澤さんの指示が実に細かく繊細だ。
ドルチェという演奏記号があり柔和にとか柔らかくという意味で、主に弱いピアノの処で使われるとの事。
弱いけど重要なポイントで付けられているらしい。
ブラームスの譜面の中に書かれているドルチェの意味を小澤さんは深く説明されていた。

練習風景の後、本番に。
4楽章すべて聴かせて貰った。

やはり小澤さんは凄い方だなぁと改めて感じた。

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