2012年12月29日土曜日

オレンジ

先日上京した時に前から会おう会おうと言っていた、大学時代のバンド「オレンジ」のメンバーN君と会って一緒に酒を酌み交わした。
N君は学生時代は少しスリムな感じで髪も長めだったが、流石に体型も髪の感じも変わっていた。
まあ人の事は言えないけど。
幸い彼は私のHPをよく覗いててくれたみたいで私に対する驚きは無かったみたいだ。
彼は日本の大手電気メーカーの設計をしてて海外の工場にも派遣されていたらしいがつい数年前何を思ったか早期退職をし、今は無職である。
退職金もかなり貰ったのか、生活には困らないみたいだ。
で何をしているかと言えば1年前から再度ギターを引きだした。
私も嬉しくなって急遽翌日音楽スタジオを借り遊ぶ事にした。
この事をやはり少し遠いが、埼玉に住むやはりバンドのベーシストT君に電話で伝えるとスタジオに来る事になった。
何10年ぶりの再会そして音出し。
流石にT君はずっと楽器には触っていなかったが、ギターのN君は完全に昔の感覚を取り戻していた。
いきなりその頃やっていた曲から始める。
まず手始めにDeepPurpleのSmoke on  the water、そしてJeff Beck のSuperstition そしてやはりPurpleのHighway Star 何10年ぶりにすぐやる曲ではないだろうという曲が続く。
改めてN君のRockに対する思いが伝わて来た。
本人もこの1年がむしゃらにギターを弾いたそうだ。
私達の学生時代は学園紛争の真っ只中で、学生さえ大学に入れないロックアウト状態の時もあった。
私達はウッドストックのあった頃だから音楽で世界が変えれるのではと真面目に思っていた。
来年はもう一人徳島に住んでいるU君も含めミニコンサートが出来ればと思う。

2012年12月27日木曜日

浅草

演劇集団 円は浅草の田原町を拠点がある。
そこにはホールも有り上演される事も多い。
娘遥はそこから徒歩5分ぐらいの処に住んでいる。
遥が円の研修生だった頃からするともう7年ぐらいになろうか。
私は公演がある時は出来るだけ観に行くようにしているから、浅草にはよく来ている。
そして来る度に良い町だなぁと思う。
勿論、浅草寺、仲見世、雷門の当たりはいつも観光客で一杯だが、都会の刺々しさは全くない。
やはりお店の人達等に下町の人情が行き届いているからであろう。
どの店に入っても優しく迎えてくれるし、食事をしても観光地は普通値段が高めだが、浅草はそんなことはなく安くいろんな物が食べられる。
上京する時は東京のあちこちに行ってみようと思うが、浅草にいるとすべて満たされた気持ちになる。
浅草には演芸場もいくつかあり芸人の町でもある。
前に浅草公会堂で新春の歌舞伎を観て感動したが、今回はこてこての芸能が観たくなり、浅草寺の西門の側にある木馬亭に入った。
漫才ありコントあり、手品あり、そして大衆演劇がある。
出演者と客が近く、笑いの渦が出来る。
演劇もこてこて清水の次郎長と森の石松の話。
船の上で「お前さん江戸の生まれだったねぇ」「あ~神田の生まれよ」「さ~寿司食いねぇ~寿司食いねぇ~」とお馴染みの場面も出て来る。
客はわかっていても大笑い。
下町の人は演芸も大好きだ。



2012年12月25日火曜日

演劇集団 円

東京に娘遥の所属する演劇集団 円の公演を観に行った。
今回は「魔女とたまごとお月様」と言うタイトルで子供向けの作品だ。
亡くなられた前の座長岸田今日子さんが子供の為の作品もしていこうと始められ、毎年クリスマスの頃上演されている。
今回は両国のシアターX(カイ)であった。
私は2公演観たのだが、お客さんは満杯。
ステージの前が桟敷席になっていて、子供達の席だ。
話の内容は孤独で意地っ張りの魔女と渡り鳥の子供の奇妙な親子ごっこが森の住人や妖精を巻き込んで、かけがいのない信頼関係を築いて行くというもの。
観ている子供達は物語に入り込み、思った事感じた事を喋り出す。
役者はそれに応じながら物語を進める。
実にスリルもあるし面白い。
遥は妖精の役で1時間以上かかるメイク、そして衣装と共に現実離れした感じ。
歌も唄い、踊り、喋る。
私も公演の時は出来るだけ行く事にしてるが、その度に喜劇だったり、シリアスな役だったり、おどけた役だったりと大きく変わる。
娘ながらよく出来るなぁと感心する。
今回は12回公演、また来年春にも役を戴いているそうだ。
有難い事だ。

2012年12月21日金曜日

上京

師走も半ばを過ぎた。
私は芸術回廊を終えた事や鼓空の練習はまだあるにしても今年の他の各団体の教えが終わった事等で少し放心状態である。
ちょっと宙に浮いた感じ。
であるからとりあえず浮きついでに明日から東京に行こうと思う。
メインは役者の娘の公演を観に行く事だが、今回ちょっと時間が取れたので、長年会ってない人達にも会えればなぁと思っている。
東京を泳いで来よう。

2012年12月14日金曜日

奉納演奏

吉永の神根神社に奉納演奏に行った。
この神社は東北からの移住者の皆さんと共に生きて行こうとする「おいでんせぇ岡山」の新しい本拠地「イノチネ」のすぐ側にある。
「イノチネ」では今年自然農法で米も作っていた。
皆の力が集まるといろんな事が出来るものである。
演奏をしに行った日は2012年の12月12日。
最近では土曜日、日曜日に催しを企画するのが普通だが、おいでんせぇの皆は数字の並びにこだわるのだ。
この日は太鼓演奏の他にダンスのワークショップもあった。
ヒップホップとハワイアンだ。
で私達も真面目に奉納演奏をした後はアフリカンの曲を始め踊れる曲を続けた。
皆さんにこにこ笑って踊ってくれた。
昼食のタイカレーも美味かった。

2012年12月10日月曜日

寒い日

寒い日が続いている。
とは言え昔はもっと寒かった記憶がある。
私が鮮明に覚えているのは保育園に行っている時(私もそんな時期があったのだ。)水たまりはいつも凍っていたし、霜は一杯降りてたし、つららは屋根から並んでいた。
中学生の時も(私もそんな時期があったのだ。)皆革手袋を付けトレンチコートを着ていた。
明らかに現在は昔よりも温度が上がっているのだろう。

でも寒い。
いつも思うがこんな時はシベリアの人にエスキモーの人に思いを馳せよう。
私達は寒さに関してはまだまだ恵まれているのかも。

2012年12月3日月曜日

無事に

フィナーレ(昇龍)が終わった。
寒い中集まって下さった皆さんには大変感謝である。
今回ダンサー、役者、音楽担当、音響、照明、演出、スタッフさんとたくさんの方がこれに関わってくれた。
あまりに多くの人達だったので楽しいと共に試行錯誤も多かった。
しかし流石に最後には皆さんのフォーカスも1つになってきて、良い作品(良い祈りの場)に成りえたのではと思う。
観て下さったからも来れて良かったとの意見を多く戴いた。
どこまで出来たかは定かではないが、少なくとも福島の事、東北の事を忘れないきっかけの1つには成れたのかなと思う。
関係者の皆さん本当に有難うございました。