2012年2月28日火曜日

ひかりのおと

「ひかりのおと」という映画がある。
もともとミュージシャンを目指していた青年が父の怪我をきっかけに郷里に戻り、家業の酪農を始めるという話である。
しかし酪農の現状や土地独特の人間模様、将来見えぬ不満で悩む、がその中からなんとか希望を見出して行くという物語である。
舞台は岡山県真庭市。
本当に素朴でかつリアリティーのある作品だ。
岡山県ではすでに40箇所以上で上映されている。
オランダのロッテルダムの映画祭でも取り上げられ賞賛を受けていた。

この映画の監督をしているのは山崎樹一郎。
実は私の従兄弟である。
30代の青年だ。
彼は大学の時から映画にのめり込み数々作品を作っていた。
卒業後、映画の道に進もうかどうか現実的な問題で悩んでいた。
その彼が祖父母のいた岡山の湯原に帰って来て、トマト作りを始めた。
この映画はこのトマトの閑散期に地元の知人を集めて作ったものだ。
映画の主人公と本人の生き様とだぶっている処があり興味深い。
まだまだ今年度も何箇所かの上映が残っているし、追加公演もあるそうだ。
もし興味がある方は是非足をお運び下さい。

ひかりのおと公式サイトhttp://hikarinooto.jp/

2012年2月24日金曜日

フリーマーケット

今年の夏に福島の子供達を岡山に呼ぼうと言うプロジェクトが2つある。
1つはおいでんせぇ岡山でもう1つは瀬戸内市である。
私達は両方のプロジェクトに参加している。
夏休みの1~2週間の企画だが、本来私達は出来る事なら福島の子供達に疎開して欲しいと思っている。
いきなり全く知らない所へというのは不安だろうし、一度来てみてもし避難したければいつでも受け容れる用意があるからねと言うメッセージが伝われば良いなぁと思う。
そこでこのプロジェクトをするに当たって、5月頃に鼓空は福島に行く。
各地で演奏活動もするが、現地のいろんな方々とお会いして子供達を岡山に呼ぶ為の具体的な話をしていければと思う。
でタイトルのフリーマーケットであるが、今回鼓空としてはすべてボランティアで動こうとしているので、その活動資金を捻出する為に内のメンバーや外部団体にお願いして不要な物を持ち寄って頂いた。
有難い事に多くの品々が集まった。
明日25日(土)は岡山ドームで朝9時から2時まで出店。
3月24日(土)は同じく岡山ドームで出店とチャリティーライブを予定している。

もし皆さん宜しければ福島の子供達の為にも協力して戴ければ有難いです。

2012年2月20日月曜日

春近し

あと8日で冬が終わる。
冬は12月から2月までと決めているので。
そのせいか温度は低いんだけど空や大気の感じがふと春だなぁと思うことがある。
私と言えば風邪の方はほぼ治ったのだが、顔の方が今一つである。
日々腫れる所が違い千変万化だ。
最初左のこめかみから始まり、左頬、おでこ、頭部、そして右まぶたの方に下りて来た。
人相的には一昨日辺りが最悪。
知っている人にはあれこれ言えるが、そうでない人には何も言えず辛い。
原因は未だはっきりしないが、おそらく傷口からばい菌でも入ったのだろう。
まあ頭も表面で良かった。
中にまで入ると繊細な頭が壊れてしまう処だ。
まあいろいろあったがこれも終息しているのは間違いない。
素晴らしき自己治癒力が菌をほぼ撃退したみたいだ。
これから春私はこんな馬鹿な病などにかかっている暇は無い。
走らずとも早歩きぐらいで頑張りたい。

2012年2月16日木曜日

泣きっ面に風邪

先週末は楽しい事が続きブログにも載せようと思っていたが、今週になって全く体が動かず出来なかった。
まずは私の顔の左半分に虫さされによるものか何かにかぶれたのか、かなり腫れ上がってしまった。
特に目の下が激しい。
鏡で見ると明らかに左右のバランスが崩れている。
バランスを大事にする私としては耐え難い。
また書こうと思うが日曜日に古久澤靖夫さんを招いてのブリージングストレッチの会を開いたが、同じくバランスを大切にする古久澤さんであるから、顔の歪みを性格の歪み取られたら癪だなぁと思い、わざわざ絆創膏を貼って参加したものだ。
またこれに輪をかけて風邪をひいてしまった。
頭はいつもよりボーとするし、節々が痛い、食欲も全くなく今で48時間食事を摂っていない。
口にするものは、薦められた、生姜湯、よもぎ湯、梅干、酵素だけ。
未だに食欲なく、思うのは人間少々食べなくても死にはしないという事。
このまま行くと私も霞を食べて生きる本物の仙人に成れそう。
また顔にはびわの焼酎漬を付けている。
まあ早くデトックスを終わらせ光輝く日々を迎えたいものである。

2012年2月10日金曜日

ヨカ

2ヶ月ぶりにヨカに行った。
少なくとも1週間に一度は行きたいのだが、ずっとばたばたしてて行けなかった。
久しぶりに背骨を伸ばしたり、前屈したり、腰を捻ったりすると気持ちの良いことこの上無い。
こんなに良いのなら家で一人でもやればいいと思うが、それが出来ない。
私にとってヨカは団体競技である。
これが一人でもやれるようになったらヨガの始まりかも。

2012年2月7日火曜日

猫パンチ

寒い日が続いている。
内の馬鹿猫モーは今私の膝の上にいる。
キーボードを打ちづらくてしょうがない。
昨年末にあごの骨を折るような大怪我をし、病院で手術をし細い針金で骨を固定して貰った。
先週それをはずしに再度病院に行った。
先生が麻酔なしで針金を取ろうとしたら、モーもかなり痛かったのだろう、暴れて先生の手の甲に爪を立ててしまった。
先生もかなり痛かったと思うが、流石に声1つあげなかった。
そしておもむろに「この子の手の爪を切っても良いですか?」と聞かれた。
私もこの悲惨な状況に断る術もなかった。
無事針金も取れ、今モーは元気になり、また夜な夜な外をほっつき歩いている。
ただ、爪が無いものだから引き戸やドアの開閉には手こずっている。
また他の猫と喧嘩した時、おそらく猫パンチの迫力のなさと言ったら無いだろう。
これを機に平和主義になるか。

2012年2月5日日曜日

吉備の中山

この処いろんな事で吉備津彦神社に行かせて戴く。
先日伺った時いつも親しくして戴いている神官さんから同神社のある吉備の中山のパワースポットを教えて戴いた。
また神官さん自ら登る為の杖も選んで渡してくれた。
私も以前からスポットのある事は薄々知っていて興味を持っていたが、杖まで渡された以上登らないわけには行かない。

昔のままの古道を登る。
山々の木々が気持ち良い。
1時間弱で神官さんに是非と言われていた鏡岩に着く。
神秘な場所だけに言葉を挟みたくないが是非と言われた意味が良くわかる。
ここは陰陽の陰に当たる。
陰は暗いとかネガティブと言う意味では決してない。
どちらかと言えばSecret的な感じを私は受けた。
その後陽なる元宮盤座に行った。
やはり太陽の当たる岩であった。
参拝した後、今年は龍年すぐ側にある八大龍王にもお参りした。
この日は時間も限られていたので、これまでにして下山。

今日また神社に行く用事があったので、今回は吉備彦の御陵に行った。
宮内庁の管轄で中までは入れなかったが、前方後円墳の方側からお参りをした。
その後すぐ側の岩でできた穴観音に行った。
そしてやはり観音様を祭っている八徳寺に行き、三十三観音像で守られている参道を通って下山した。
巨大な岩群、吉備津神社、吉備津彦神社、黒住教の神社、そして観音様を奉っているお寺、数々の古墳、吉備の中山本当に奥深い感じがする処だ。

2012年2月2日木曜日

衣装

今日は繊維の町児島に行った。
衣類に印刷してくれる会社が目当てだ。
私が教えている大学生達の着る法被と同じく私が指導しているグループのTシャツを作って貰う為だ。
学生の法被は背中に校章、襟の前に学校の名前が入る。
グループのは背中に龍の絵、前に丸の中に龍の字が入ったアクセント、袖にグループ名が入る。
鼓空もここでオリジナルTシャツやウインドブレーカーなどを作っているので紹介したわけだ。
大雑把なデザインを決めて会社を出る。
帰りに一緒に行っていた二人と高城染工という藍染の店に寄る。
ここは私達が12~13年前から来ている素敵なお店だ。
鼓空の草木染や藍染の衣装もここで作らせて戴いている。
優しい店主のみどりさんに教えて貰いながら、各自好きな模様を付けて行く。
勿論我々だけでは早々に上手くいく筈もなく手直しをして戴く。
こうして出来上がった衣装には愛着が湧く。
みどりさんは一昨年にやはり素敵な旦那さんを亡くされ、一時元気が無かったが、今は娘さん夫婦と共に元気にお店をされている。
久しぶりに彼女に会い、染物の話、音楽の話、演劇の話に花が咲く。
彼女も若かりし頃演劇をされてて、今でもアートに対して暖かい目を持って接しておられる。
同業でない方とアートの話をすると、時に観点の違う処からの意見が聞けて楽しい。
こんな友達がいてくれて嬉しい。