2011年12月7日水曜日

セッション

岡山芸術回廊も秋晴れと紅葉の中無事に終わった。
ここではサヌカイト本来はマリンバ奏者である臼杵美智代さんとの素敵なコラボだった。
最初は時間差がある為戸惑いもあったが、徐々にそのコツがわかって来た。
何でも試してみるものである。
今度またマリンバでも御一緒できる機会があったらなぁと思う。

また昨日は二人の方とセッションをした。
一人は津軽三味線の蝦名宇摩さんである。
彼女は奄美大島出身なのだが津軽三味線に出会い数々のコンクールで優勝するなど素晴らしい経歴の持ち主である。
そんな彼女との出会いはひょんな処にある。
私は今村で崇高なる福祉委員をしている。
で年6回ふれあいサロンなる催しを開いている。
これは老人や子供達を対象にふれあいの機会を作り、一緒に芸能を観たり、食事をしたりするのである。
今までも手品師やアコーディオンの方々に来て戴いた。
今回は偶然宇摩さんが二人の小さい娘と原発から逃れる為に岡山に来ていて、偶然村の人と知り合いになり、ふれあいサロンにも出てくれる事になったのだ。
そんな彼女は我が道場にも来てくれ一緒に音を出した。
初めてのセッションだったが呼吸もぴったり合った。
で結局昨日のふれあいサロンにも2曲共演した。
1曲は津軽じょんがら節、もう1曲は奄美大島の民謡だった。
村人の皆さんも大変喜んでくれ良い会となった。
また午後には北海道のアフリカン楽器の奏者の山北のりひこさんがチームはるはるのママと来てくれた。
彼はもう5~6年前になるだろうか彼のグループN’DANAを連れ西大寺呉服座に来た事がある。
その時観に行って、その後話をしている内に意気投合、翌日の私達のライブにもメンバー揃って来てくれ飛び入り参加もしてくれた。
今回は彼の単独のツアーだった。
彼はたくさんのアフリカンの太鼓やマリンバ、カホンを持っていたが、驚いたのは殆ど全部彼の手作りだった事だ。
固いけやきなどをくり貫いて作ったものだ。
どれも表情に独特の味があった。
ひとしきり話をした後、一緒に音を出す。
20分程の1本勝負だった。
もっといろんな曲もしてみたかったが、彼は夜西大寺で本番があったので、それまで。
私もちょうど空いてたので観に行った。
彼はいろんな楽器を操りつつ、唄った。
声も大らかな感じで気持ち良い。
1時間30分ぐらいの演奏だったが、飽きる事はなかった。
一人でその時間お客さんを楽しませるのだから大したものだ。
学ぶことも多かった。
実に良い日だった。

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