2011年10月18日火曜日

楽園

昨日、一昨日と2人のSlowなSさんがしている畑の草刈をした。
場所は備前市鶴海で里村と山の中腹に畑を借りている。
私が草刈をしたのは山の中腹である。
通称「鹿と猪の楽園」と呼んでいる。
1反の畑が2枚ある。
名の通り彼等は夜な夜なここに来ては月見をしている。
前は水稲をしていたが、あまりに鹿と猪が荒らすので地主は土地を放棄していた。
私達は偶然地の人と車で走っている時見つけ、そこがあまりに景色が良い処だったので借りる事にした。
地元の人から「あそこは鹿と猪が出て大変だよ。」と何度も言われた。
だがそこは頭の良い私達、彼等のおそらく欲っさないような唐辛子、綿、ハーブを植えた。
結果はと言うと唐辛子は全滅。
綿は3分の2は壊滅。
ハーブは植えてたのも少しだったが、辛うじて残った。
綿については芽のある先をおそらく鹿が啄ばんだ後があった。
確かに畑には毎回鹿と猪が来た跡があったが、植物が出来なかったのはそれだけでは無い。
草の丈にも負けてしまった。
二人とも仕事を持った身週に一度行くのがやっとだった。
まして鼓空の本番が入ったらそれも無理。
麓の畑だけで手一杯、上の畑までなかなか手が回らない状態だった。
この秋も殆ど行けてない。
お陰で畑は1メートル程あるすすきの様な草が生い茂っていた。
これでは流石にお借りしている手前申し訳ない。
そこで働き者の私は2日間かけて草刈をしたのである。

なかなか大変だったが、途中老夫婦が散歩で山に登って来られた。
旦那さんと顔が会い「お早うございます」と挨拶。
遅れて奥さんが歩いて来られた。
また「お早うございます」の挨拶。
お二人は地元の人ではないらしい。
暫くして旦那さんが戻って来て、「久々井に抜ける山道はこちらですか?」と聞かれる。
私も途中までしか行った事がないが、「地元出身の作家柴田錬三郎がこよなく愛した山道ですよ。」と教えてあげる。
またして遅れて戻った来た奥さん唐突に私に「お幾つなんですか?」と聞かれる。
私、もごもご。
また奥さん「お肌の艶が良いですねぇ、またいつかお会いしましょう。」と手を振って行かれた。
初めて会った人にこんな事を言うのは余程飛んだ人なんだろう。
まあ言われた私は決して悪い気はしない。
うきうき残りの草刈を続けた。

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