2010年8月3日火曜日

讃岐

宿泊設備の無い温泉を出て、夜を明かす場所を探していたが、結局松山道の入野PAにした。
ビールと日本酒を車の中で飲んでいると、再び睡魔で撃沈。

朝5時過ぎに起き、次の三角寺に向かう。
三角寺は平地にあるのかと思っていたが、標高430mの処にあった。
本尊十一面観世音菩薩。

参拝を済ませてから、いよいよ四国霊場でもっとも高い(標高911m)雲辺寺に向かう。
ロープウェイもあるが私は車で登った。
参道やはり紫陽花が迎えてくれる。
お寺は山の頂きにあるが広い。
本尊は千手観世音菩薩。

朝のお寺は気持ち良い。
参拝後に五百羅漢を見たり、境内の中を散策する。
帰り道森の中ダラブッカで遊ぶ。
叩いた音が木々に木霊し返って来る。
かっこうが啼き始めた。

山を降りて大興寺、神恵院、観音寺、本山寺、弥谷寺、曼荼羅寺、出釈迦寺、甲山寺と廻る。
そして弘法大師が生まれた地、善通寺に入る。
善通寺は高野山の金剛峰寺、京都の東寺とならぶ弘法大師ゆかりの3大霊跡の一つである。
境内はとてつもなく広く、一般の参拝者も多かった。
本尊は薬師如来。
参拝後、他の寺と同様に納経帳に記して戴き、寺を出た。

次の金倉寺、そして第77番札所の道隆寺を廻った処で5時が来た。
もう瀬戸大橋の側だった。
今回の旅はしまなみ海道から瀬戸大橋にたどり着く旅でもあった。
廻ったお寺は24ヶ所。

2日間かなり暑かった。
水分を摂りながらの走行だった。
しかし走った距離は560km。
前回のの1000km弱に比べたらかなり楽であった。

後11のお寺が残っている。
今度いつ行けるかまだわからないが、遍路も終盤を迎えてきた。

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