2009年6月20日土曜日

富山

私は3年前から、富山天龍太鼓に行っている。

場所は旧岡山市街から、東山峠を越えた所である。
西大寺側である。
昔はこの辺り一面も海だったそうである。
江戸時代に干拓され、農地となった。

私は岡山の中学校に通っていた頃、友達と自転車で、日本のエ-ゲ海、牛窓に行った事がある。

その時、東山峠を登りきった所で、眼下を見下ろした時、延々緑の水田が続いていたのを鮮明に覚ている。
人家も所々に固まって、ポツポツとあるだけだった。

それが今では、たくさんの人家が立ち並び、お店も一杯でき、大型店舗も入って来た。
旧岡山市からは衛星都市として、一番に拡がっていった所だ。

その一地区、富山学区にある公民館で富山天龍太鼓は練習している。

ここのメンバ-の編成は変わっている。
大人と子供達の混合チ-ムである。
だから、ここだけのいい所、ここだけの問題点がある。

いい所は大人達が、いつも子供達を見ていてくれてるので、何から何まで全部私が言わなくても、きちんとする処はきちんとしているとこである。

また地域単位でも、大人と子供が仲良く接しているのは、見ていても楽しいし、明るい感じがする。

問題点は、小学校の中学年までは、そんな大人の言う事を聞きながら、太鼓の練習をする。
だが、高学年になると、子供達だけの世界が欲しいのか、一緒にいろんなクラブに入ったり、また揃って塾に行ったりする。

その気持ちも分からない訳ではない。

が、せっかく上手くなって来たなぁと思っていると,止めてしまうので、非常に残念である。
この問題を解決する方法があればいいのだが、今の処浮かばない。

でも、すべてがすべてそうなのではなく、ずっと続いている子もいる。
そんな子は本当に太鼓が好きなんだなぁと思う。

今日の練習には小学校の女の校長先生と中学校の音楽の先生が参加された。
お二人とも真剣に練習しておられた。

中学校の音楽の先生から、この秋の音楽発表会で、子供に太鼓を叩かせたいのだけど、教えて頂けないかとの依頼を受けた。

とりあえず日程を調整して後日連絡させてもらう事にした。

今日から新たに、子供2名、大人1名がメンバ-に加わった。

人が増えるのは嬉しい。

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